ソニーの新製品

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SONY α7II ILCE-7M2 / Leica Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH.
35mm f/1.4 1/200 sec. ISO100
新宿住友ビル前にて














来週のCP+2015にてソニーからどんな新製品が出るのか、いろいろなサイトで予想されています。α9なのか、α7R2なのか、はたまた、α7000なのか・・・・。話題は尽きないですね。NEX-7の後継機と言われているα7000ですが、私などは、α7000と聞けば、ちょうど今から30年前に鳴り物入りで発売されたミノルタα7000を思い出してしまいますね。当時はマニュアルフォーカスが当たり前だった時代で、カメラメーカーではニコンやキヤノンに比べ、やや劣勢だったミノルタが起死回生のオートフォーカス搭載のレンズシステム・Aマウントを完成させ、α7000として発売しました。

1985年の発売と同時にα7000は瞬く間に大ヒットをし、あちこちで品薄の状態が続きました。大メーカーだったニコンやキヤノンは大慌てでオートフォーカスの緊急開発を余儀なくされた歴史的な年となりました。当時オートフォーカスを搭載するためにはレンズのマウントを変えなければならないなど、豊富なレンズ資産を形成していた老舗メーカーにとっては、非常に苦しい選択をせまられる事になったと思います。結局、キヤノンはこれが引き金となり、それから2年後の1987年に、当時のFDマウントから、オートフォーカス対応のEFマウントに移行していく事になります。これによりキヤノンはFDマウントユーザーを裏切った形になり、一時シェアを減らす事になるのですが、思い切ってマウントを変更した事により、設計自由度の高い、電子接点方式の高速オートフォーカスの達成など、実用的なオートフォーカスシステムを構築する事ができたので、再びファンを獲得していく事になります。

一方、キヤノンと対照的に、ニコンは「不変のFマウント」としてマウントを変える事はありませんでした。マウントはそのままで、電子接点などが装備されていくのですが、ニッコールレンズの特徴であった絞りリングを動かすことで、カメラ本体にレンズの絞り値を伝達する方式は、蟹爪とかがちゃがちゃ方式と言われ、F3の頃からは、Aiニッコールと呼ばれる電子式に変えられていきました。そしてα7000の大ヒットにより、ニコンもAiAFニッコールというAF対応のレンズ開発に本格的に移行していきます。

今ではもう当たり前になっているオートフォーカスなのですが、わずか30年前には、ほぼ全てのカメラマンがピントをマニュアルで合わせていたのでした。実はこのピントを合わせる動作こそが、シャッターを切る前のカメラの基本動作であり、被写体を凝視する特別な時間でした。事実上、一眼レフで世界初のオートフォーカスシステムを構築したミノルタは、そのレンズ資産をソニーに引き継ぎ、今でもソニーはAマウントを使っています。そして新しいミラーレスではEマウントという新しいソニー独自のマウントも作りました。そして今、そのソニーが、どこのカメラメーカーよりも優れたフォーカスシステムを発表するまでになりました。ソニーのα7000は、もし本当にこの型番で出るのだとすれば・・・ですが、ソニーの新たなフォーカスシステムの象徴的なモデルであってほしい。そんな想いを持っています。
何れにしても、楽しみにである事に変わりありませんが。

おつかれちゃんです。













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Comment

fiat_lux | URL | 2015.02.07 22:21 | Edit
Sakayoさん、出張おつかれちゃん、いや、お疲れさまでした。

昨年は雪で行けませんでしたが、今年のCP+は話題の新製品目白押しで、例年以上に大混雑しそうですね。

α7000、懐かしいです。
あれから30年、AFだけでなく、カメラやそれを取り巻く環境の変化はすごいですね。

さて、どんなCP+になることでしょうか。
sakayo | URL | 2015.02.08 08:21 | Edit
> fiat_lux さん
いえいえ、おつかれちゃん!で合ってます(笑
そうですね。今年は見所満載で、私も横浜近くのホテルに泊まり込みで行こうかと思っている位です。
まぁ、今からだとカプセルホテル位しかありませんが・・・
コメントありがとうございます。
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