ライカ IIIf

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SONY α7II ILCE-7M2 / Canon EF100mm F2.8L macro IS USM













先日、オークションで落札した1950年製のバルナック型のライカIIIf(IIIc改造型)を紹介させてください。先週末に新宿に繰り出して実際に撮影も行ってみましたが、何の問題もなく撮影できておりました。そもそも、ライカといえば、みなさんご存知の通り、初代M型のM3に人気が集まっているのですが、私がこのバルナック型ライカを選んだ理由ですが、それはこの時代のカメラが最も小型でありながら、最も機能に富んだ機種だったからなのです。ご覧の通り、このIIIfは、初代ライカ1号機のウルライカのデザインが踏襲されており、非常にコンパクトな大きさになっている事、昔の金庫の錠前ダイヤルのような巻き上げダイヤルを持っている事、大型化したシャッター速度ダイヤルや機能性に優れたセルフタイマーレバーなど多彩な機能を一通り揃えている機種であるという事です。ただ、綺麗さ、コンディションの良さで言えば、この後に発売されたIIIgの方がやはり新しい分だけ断然綺麗でコンディションの良い中古が多くなるのですが、IIIgはいかんせんファンダー部が少しでかくなってコンパクト性が損なわれてしまっているのです。今でも私がライカのMレンズを使っている最大の理由がやはり「コンパクトなサイズ」で美しく撮れるという所で、大型一眼や大型レンズで美しく撮れるのは当たり前ですので、やはりライカは「小さいサイズ」「美しく撮れる」というのが、ライカのライカたる所以だと思っています。
ライカは昨年、最初の1号機ウルライカを開発してからちょうど100年目という事でした。この40年後には、今でも使われているMシステムが発売され、大きく言えば、ライカは最初の40年間のカメラと、後の60年間のカメラの2種類のカメラを作ってきた。と言えます。この2種類で、レンズマウント方式も変えられています。最初がLマウント(LはLeicaのL)で、このLマウントはスクリュー方式のマウントになっています。その後、変更になったのがMマウントです。Mマウントはレンズを1/4回転程回すだけで、素早くレンズ交換が可能になるバヨネット方式になっています。そういう意味では、昨今のデジタルカメラにも搭載されている機能を60年前にすでに持っていた。という事になります。デジタルになり画素数競争もありますが、現代のカメラが、60年前に持った機能から大きくは進化していない様にも感じる所です。最近になってライカには、RマウントとかTマウントとか新しい規格のマウントになったものもありますが、やはり本道としてはLとMの2つのマウントという事になります。このIIIfには、LマウントのElmar 50mm F3.5というレンズが標準で付いているのですが、最近のコンパクトデジカメでは当たり前の機能である、使用時以外は、レンズの前の部分がボディーに格納されコンパクトに持ち運ぶ事が出来る「沈胴」レンズになっています。もうこんな頃からこの機能が使われていたのですね。毎日、IIIfを触っては空シャッターを切って、悦に浸っている私です。
おつかれちゃんです。













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Comment

かず某 | URL | 2015.03.03 22:46 | Edit
こんばんは〜〜
カッコイイです。メカ音痴の私にも正直グッときます。
私も今はマニュアルでゆっくりと撮っていますが、さらに時間をかけての撮影、、。
新宿のモノクロ写真もすばらしくて本当に見せてくれますね!まだまだ若い者(新機種)には負けん!というの、、すごくわかります。
sakayo | URL | 2015.03.04 06:13 | Edit
> かず某 さん
今のデジカメの利便性を否定するものではありませんが、フィルムカメラの方が、動作は大変ですが、より、シンプルに撮れている。
と感じてしまうから不思議です。
操作性は、良くないかも知れませんが、その中で、できる限り、素早くシャッターが切れるよう、練習しています。
コメント有難う御座いました。
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Author:sakayo
 
『写真は記録ではなく、表現である。』

フルサイズ・ミラーレス一眼 と
主に、ソニーFEレンズとライカレンズ
で撮影した写真を

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という言葉とともに日記形式で
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