バルナックライカとエルマー50mm

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SONY α7II ILCE-7M2 / Leica Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH.
府中市郷土の森博物館展示品















もともと1914年にオスカーバルナック氏によって設計されたライツ社のカメラのデザインの事を 彼の名前をとって、バルナック型ライカと呼ばれています。このカメラの上面の、いわゆる軍艦部のメカメカしい作りに惚れ、ついに念願のIIIfを購入しました。毎日、空シャッターを切っては悦に浸っています。昨日はそのIIIfに当時、標準装備されていたElmar 50mm F3.5での写真をアップしましたが、F値3.5というのは、レンズ設計において無理のない設計なのだろうなぁと思うほど、小型でしっかりした写真を撮ることが出来ました。そもそもこのエルマーというレンズは、1925年にライカI型の標準レンズとして開発されたもので、発売当初はまだクロームメッキの技術が確立されていなかったので、鏡胴部分はニッケルメッキで加工されていたそうです。そのレンズの事は今でもニッケルエルマーと呼ばれ、中古市場でも少し高めの価格で取引されています。その後、1953年頃から鏡胴部分がニッケルメッキ加工された新エルマーが発売され、加えて焦点深度の目盛りが赤くなったことから、それを赤エルマーと言って区別されています。このエルマーはレンズ構成も3群4枚という、今では信じられないくらいシンプルな設計になっており、なので、重量も100gちょっという驚異的な軽さを誇っています。当時、このエルマーはそれほど高価ではないレンズだったそうですが、それでも当時のライカを代表するレンズであり、写りはライカクオリティだと言えます。それから60年後の今のフィルムで撮影しても、その質感は当時と変わる事なく、まさにライカな写りになっている事を実感しました。
ところで、今日の写真は、ライカの最新レンズ、ズミルックス35mmで撮影した仏像なのですが、もう本当に信じられないほどのシャープなフォーカスとボケ、まぁ、ホント自画自賛の世界で申し訳ない限りなのですが、これほどの緻密な描写がまさにライカレンズの最高峰と言わしめる説得力を感じずにはおられない程です。土門拳さんが撮影したあの仏像写真に迫る味わいを持っている・・・と勝手に自己満足している次第です。時空を超えた写りを体現できる幸福は、まさにプライスレスなのかもしれません。
おつかれちゃんです。













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