α7RII のセンサー

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SONY α7RII ILCE-7RM2 / Leica Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH.
35mm f/1.4 1/320sec. ISO100 京都北山・蓮華寺














いよいよ、α7R2の最大の特徴である、42MPの裏面照射型CMOSイメージセンサーについてですが、皆さんご存知の通りソニーが35mmフルサイズセンサーにおいては、これが、世界初の裏面照射型センサーだという事です。裏面照射型センサーは、ソニーが2008年6月に試作開発に成功したというプレスリリースから、実に7年の歳月をかけてフルサイズセンサーにまで昇華実現した技術で、2013年には内閣総理大臣発明賞まで受賞している技術なのです。すでにカタログなどでも詳しく書かれているのですが、簡単におさらいしておくと、従来の表面照射型においては、受光部とフォトダイオードの間に配線層があり、入射光が配線層で遮られる問題があった。このダイオードと配線層の構造をひっくり返して、裏側のダイオード側に直接入射光をあてるようにしたのが裏面照射というわけです。これにより入射光が配線層で遮られる事がなくなり、また受光部とフォトダイオードが隣接する事で入射光の角度変化による感度低下も防止できる。というものです。すでにスマホのカメラセンサーなど小型のセンサーサイズでは裏面照射型が主流になりつつありますが、フルサイズセンサーの様な大きなセンサーでは、設計開発だけではなく、高度な生産技術が要求されるため、量産は簡単ではなかった様です。今回は、センサーの高画素化により、一画素あたりのフォトダイオードが微細になり、そしてその集光率低下を防ぐための裏面照射型への移行はマストであったと思われます。結果として、高感度化と高画素化の両方を達成、高速度撮影も従来機以上にできる様になりました。ですので、単に高画素という面では他社でも50MP超の数値の大きなセンサーが発売されていますが、同時に高感度化をも達成できているという点においては、ソニーの裏面照射型センサーの方が、素晴らしいものだと思います。常用25600、上限102400のISO感度は、それこそα7Sの登場で、それほど驚く数値ではなくなりましたが、そのα7Sが12MPであった事を考えると、驚異的な進化を遂げた事は、もはや疑う余地のないものです。それだけにα7SIIを待望する声も聞きますが、いずれにせよ、ソニー、あっぱれ!という感じです。世界最高!のセンサーで撮る、ごく「普通の」写真、それがおつかれちゃん日記。というわけです。
おつかれちゃんです。











▪️ソニーの裏面照射型CMOSセンサー開発成功の2008年6月のプレスリリース(一応貼っておきます)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200806/08-069/







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